ぼくの/わたしのかんがえた声優楽曲ベスト5!+ひとり

冬コミで買った声優島の本の中で面白い企画があったので、自分も書いてみたいと思いながら忘れていたのをふと思い出しました。
知り合いの知り合いの方の企画らしく、我々谷部からはNTさん(id:MyMtK_nt)が回答しています。


ルール。
・ひとりの声優につき1曲まで
・ユニットはソロ名義と別枠と見なす。ただしひとりの声優が所属しているユニットは複数選択は不可
・"声優楽曲"の定義は回答者の認識に委ねるものとする
その他詳細は割愛。



「Melty Tale Storage」茅原実里
まあ今回思い出した理由の1割くらいは、伊勢原と名古屋のライブが楽しくてアレし過ぎて、みのりん曲について語りたいと思ったことにある訳です。
茅原実里さん関連の曲であれば当然、HEROINEからjellybeansや涙の記念日、或いは自作曲からLa la la☆、キャラソンであればLAPからSmile means loveやNEVER GIVE UPを選びたいところですが、いつまでも思い出にばかり執着し過ぎなくてもいいのかなと私が思った程には、今回のライブは良いのですよ。
もちろん、3年前には原宿RUIDOというちっちゃいライブハウスでさえ当日券で入れて終演後にはツーショットポラ撮影会があったり、jellybeans歌詞間違えまくってぐだぐだになってアンコールでもう一回歌ったり、アットホームで一体感があって楽しかった思い出ばかりで、HEROINEで見せた可能性を捨て去ってまで純白以降はハイパーメロディアストランス世界を維持していることに関してわだかまりが無いと言えば嘘になるのですが、しかし今の茅原実里さんの曲の可能性が垣間見られたような気がちょっとだけしたのは、Melty Tale Storageを生で聴いた時でした。そしてその可能性は、菊田大介の曲と言うよりは畑亜貴の詞だったように思います。
何が良いかって一言で言うと、この曲仕事しながらイヤホンで聴いてるとみのりんが4〜5人いるように聴こえるんですよ。こんなにお得なことはない。


「空にとける虹と君の声」新谷良子
どんだけLantis信者だって話だ。
先人達も多く挙げる新谷良子さんの曲に対して、私から語ることなんて今更ほとんどないので、単純に一番好きな曲を選びました。
声優が声優名義で歌を歌うことの意味というのは、10年前から考え続けていて一向に答えが見えないことなのですが、その可能性の一端を示してくれるのはバンビポップだと思うのですよ。


「ラブレターはそのままで」如月ミキ(酒井香奈子
我慢できずに選んじゃいました。すみません。
初めて見た時の衝撃、キャラとのシンクロの高さ、完成された世界観、歌とダンスのクオリティの高さ、どれを取ってもインパクトでは他に追随するものがないと思います。
cheer!とかそよかぜらいふとか何気にかなっぺの曲は大抵好きです。らるらるーん。


「君の背中」coopee(桑谷夏子斎藤千和)
今回のルールではこのcoopeeを選ぶと、他の曲でPritsみっくすJUICEも選べなくなるという魔のユニット。それにも関わらずcoopeeにしたのは、ボイクル9代目が好き過ぎるからと、曲も何気に全部良かったからです。
「恋をしよう So しよう」と「ビーチサンダルの王子様」どれにするかは悩んだのですが、なっちゃんのエロい歌声にチワの元気な声が絡む「恋をしよう〜」のオーソドックスな構成に対して、「君の背中」の二人とも脳天気そうに歌っていながら却って寂しさの滲むところを評価してこっち。


「禁色」function code();
まあ今回思い出した理由の9割くらいは、たまにfc();について語らないと発狂する病気が出てきたからな訳です。しばらくライブがないし。
とても個人的なことを書くと、高校生くらいの頃から情報をチェックさせて頂いていた川澄綾子さんのファンサイトの管理人の方が、川澄さんの曲では「patch of blue sky」※を選んでいてとても感銘を受けたということがあります。
※patch of blue sky:JVCから発売された唯一の本人名義のアルバム「Primary」収録の1曲目。本人作曲・演奏のインスト曲。歌はありません。
それに倣うのであれば、fc();だったら「recursive call」かと一瞬思ったのですが、さすがにそれは違うので。
以前やっていたブログでは、寺山修司天井桟敷の後を継ぐのはJ.A.シーザーでも高取英でも大槻ケンヂでもなくて森永理科とRIKA.f5だとかいう頭の悪いことを度々主張していて、さすがにもういい大人なのでここではそんなことは書きませんが、その考えは今でも変わっていません。
パフォーマンスにおいてそれが最も表われているのは、音源も出ておらずライブでも最早演らなくなってしまった幻の名曲「禁色」です。
タイトルからして昭和文学オマージュ(cali≠gariかもしれませんがそれは置いといて)のこの曲。RIKA.f5時代から通しても最もハードなサウンドとハイテンポを誇り、ライブでは通常真っ赤な照明で照らし出され、ボーカルもダンサーもがんがん暴れていました。放送禁止な感じの歌詞を延々歌い上げるところ、「我、我、我我我!」というシャウトなど、今でも忘れられないfunction code();一番の名曲です。


+ひとり: 大原桃子
他に選ぶとしたら誰か考えた時に、わざわざ選ぶとしたら桃しかないよなあと思いました。「二人の輪舞よ永遠に」での見事な歌・パフォーマンスからして、贔屓目を差っ引いても今後の期待度大です。うっかりアニプレックスからアルバム出さないかなあ。


普通に好きな曲ばっかり選んで、高校時代の思い出のあの人とか大学時代に一瞬だけはまったあの人とか社会人になってもだらだら貢いでたあの人とかスルーしてみた。